タイヤには、大きく分類してベーシック系、コンフォート系、スポーツ系の3つの種類がある。これらは、それぞれのクルマに合わせて開発されたもので、そのクルマの持つ特性を一番引き出すことができるタイヤということになる。
ベーシック系タイヤは町乗りでの走りの良さを追求しながらも燃費を向上させる工夫が見られる。価格も安めというのが特徴だ。そしてコンフォート系タイヤは上級ラグジュアリィセダンなどにぴったりのタイヤで、乗り心地の良さと静粛性を追求している。スポーツ系タイヤはグリップ力を重視。激しいコーナリングでもしっかり路面をとらえる。また扁平タイヤが多くリリースされているのもこのタイプだ。それぞれの特徴はグラフを参考にして欲しい。
またさらに細かくカテゴリーや目的を絞ったモデルもリリースされている。サーキット走行用のタイヤ(レーシングカー用に限らず、市販高性能スポーツカー用のサーキットタイヤ=Sタイヤ)をはじめ、最近ではRV専用モデルというものもあるし、雪道用スタッドレスタイヤに関しても氷結路面に強いもの、雪道も舗装路も強いものなど細かく種類が分かれている。
タイヤ選びの際は、自分のクルマがどのようなクルマか、そしてどのような走り方をするのかをよく考え、目的にあったタイヤを選ぶようにしたい。そしてその上で、各社からリリースされているタイヤを比較して、お気に入りのモデルを選択したい。
同じ目的のタイヤで様々なメーカーからリリースされている場合は、ずばり自分のよく知っているブランドで選んで良い。というのも、多少の走り味は変わるものの、同じランクのタイヤ同士では今や性能の差というのはごくわずかだからだ。それならば好きなブランド、よく知っているブランドのタイヤを購入するのが愛着もわく。あまり細かなスペックにこだわらず、ブランドイメージやタイヤパターン、価格などで購入してみるのがいいのではないか。
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冬タイヤについて
昔はトレッド面にクギを埋め込み、凍結面をひっかきながら走るスパイクタイヤも存在したが、日本では法律で禁止され、スタッドレスタイヤが主流になっている。スタッドレスタイヤとは、氷結路面で安定したグリップ力を発揮するために、タイヤの素材自体を柔らかくし、細かく深い溝で路面をとらえるというものである。夏場には不向きなタイヤといえる。
このため夏場は通常のタイヤ、冬場はスタッドレスタイヤへ履き替えるユーザーが多く、俗に「夏タイヤ」「冬タイヤ」と呼ばれるようになってきたというわけなのだ。
スタッドレスタイヤは凍結路面用で、舗装路は不向きと言ったが、あくまでも夏用タイヤと比べての話。 最近では、舗装路での使用を考えたモデルもリリースされている。自分の住む環境や冬場のクルマ使用環境を考えて目的にあった冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を選ぶようにしよう。
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このため夏場は通常のタイヤ、冬場はスタッドレスタイヤへ履き替えるユーザーが多く、俗に「夏タイヤ」「冬タイヤ」と呼ばれるようになってきたというわけなのだ。
スタッドレスタイヤは凍結路面用で、舗装路は不向きと言ったが、あくまでも夏用タイヤと比べての話。 最近では、舗装路での使用を考えたモデルもリリースされている。自分の住む環境や冬場のクルマ使用環境を考えて目的にあった冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)を選ぶようにしよう。
タイヤのサイズ表記
タイヤの大きさや太さには様々なものがある。タイヤ交換する際などは、この数値を正しく読みとり、愛車にぴったりのサイズを選択することが重要だ。表示方法は、乗用車用タイヤ、商用車用タイヤなど、タイヤの種類によって異なる。
一般的な乗用車用タイヤでは、「195/60R14 86H」のように、タイヤ幅、偏平率、ラジアル、リム径、ロードインデックス、速度記号の順に表示されている。
(1)タイヤ幅
タイヤの側面の模様または文字などすべてを含む両サイド間の直線距離
(2)扁平率
タイヤの断面形状の高さと幅の度合を表す。ゴムの部分の高さをタイヤ の幅で割った数値をパーセントで表示する。
(3)ラジアル
タイヤの骨格にあたる繊維帯であるコードを円周と直角に配置し、さら に円周にベルトを巻いたもの。
(4)リム径
タイヤに適合するホイールのリム径でインチ表示されている。この数値は
JISやJATMA規格で定められており、1インチ刻みで大きい物から小さい物ま
である。
(5)ロードインデックス
規定の条件のもとでそのタイヤに負荷できる最大質量を示す数値。重量
ごと60から121までの番号が与えられている。
(6)速度記号
そのタイヤが規定の条件のもとで走行できる最高速度のこと。許容最高
速度ごとアルファベッドが与えられている。
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一般的な乗用車用タイヤでは、「195/60R14 86H」のように、タイヤ幅、偏平率、ラジアル、リム径、ロードインデックス、速度記号の順に表示されている。
(1)タイヤ幅
タイヤの側面の模様または文字などすべてを含む両サイド間の直線距離
(2)扁平率
タイヤの断面形状の高さと幅の度合を表す。ゴムの部分の高さをタイヤ の幅で割った数値をパーセントで表示する。
(3)ラジアル
タイヤの骨格にあたる繊維帯であるコードを円周と直角に配置し、さら に円周にベルトを巻いたもの。
(4)リム径
タイヤに適合するホイールのリム径でインチ表示されている。この数値は
JISやJATMA規格で定められており、1インチ刻みで大きい物から小さい物ま
である。
(5)ロードインデックス
規定の条件のもとでそのタイヤに負荷できる最大質量を示す数値。重量
ごと60から121までの番号が与えられている。
(6)速度記号
そのタイヤが規定の条件のもとで走行できる最高速度のこと。許容最高
速度ごとアルファベッドが与えられている。
タイヤの歴史
タイヤの歴史を振り返れば、紀元前3000年頃にシュメール人が、ソリの下に車輪を付けたのがその始まりといわれている。車輪と言っても、当時は丸太を切ったようなもの。その後、車輪の外周に皮を釘で固定する時代が約3千年も続くことになる。ローマ時代になると、耐久性向上のためケルト人が木の車輪の外周に鉄輪をつけた。ゴムタイヤが登場するのは1867年のこと。
ゴムの輪を車輪の外周にとりつけただけのソリッドタイヤが最初だった。長く走ると熱でゴムが焼け煙が出たといわれている。1888年、ついに空気入りのタイヤが誕生。獣医ダンロップが自転車タイヤに使ったのが最初で、この空気入りタイヤをフランスの貴族ミシュランが自動車に使用したのだ。パリ〜ボルドー往復レース(世界最初の自動車レース)で、このタイヤは幾度と無くパンクに見舞われリタイヤしているのだが、走行中は平均車速が30km/hの時代に、61km/hものスピードを出したと伝えられている。
この100年でタイヤは進化した。タイヤコードを斜めに交互に重ねたバイアスタイヤから、円周と直角に配置し、円周にベルトを巻いたラジアルタイヤも1948年に登場。
クルマが高性能化するなかで、タイヤも新機構の採用や素材の開発でクルマ以上に進化を続けているのである。
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この100年でタイヤは進化した。タイヤコードを斜めに交互に重ねたバイアスタイヤから、円周と直角に配置し、円周にベルトを巻いたラジアルタイヤも1948年に登場。
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